矯正治療の種類

見た目を気にするのは昔の話?

欧米では矯正治療がステータスの1つで、歯に対する意識が高いと評価されるので矯正治療を楽しむように装置にカラフルなゴムを付けておしゃれする方もいます。

近年は日本でもその傾向に近づいてはいますが、「装置を人に見られるのが恥ずかしい」と気にされる方も少なくありません。

矯正装置は昔の金属から、クリアで目立たない素材を使用する事によって、以前に比べ審美性を考慮した装置になっています。

見た目を気にするのは昔の話?

部分矯正

部分矯正とは、ちょっとした歯の傾きや引っ込み、すき間を治したいという方に、部分的に矯正装置を取り付けて歯並びを治していく矯正治療の方法です。

また、むし歯が深すぎて歯ぐきの下まで広がっている場合や、歯が折れてしまい抜歯が必要と言われた場合などに、部分矯正によって歯を挺出する(歯を引っ張り上げる)事で、伸びた歯に対して被せ物をして歯を残す事が可能になる場合もあります。

全体的におこなう矯正治療よりも短い期間で、費用の負担も少なくうける事が出来ますが、部分矯正の適応は限られるので、全体的な矯正治療をすることをおすすめすることも多いです。

部分矯正

金額:50,000円~  治療期間:平均6か月~1年

唇側矯正(全顎矯正)

もっとも一般的な矯正の種類で、歯の表面にブラケットと呼ばれる矯正装置を取りつけ、そこにワイヤーを通して固定させ、歯を引っ張って動かしていきます。歯列矯正をしている患者さんの多くがこの唇側矯正(しんそくきょうせい)で治療しています。
当院ではワイヤーは金属で、ブラケット(歯に固定する器具)はセラミックを用いた、質感、見た目ともに優れた装置を採用しております。
どのような症例でも治療することが可能ですので唯一選択の装置となります。

唇側矯正(全顎矯正)

金額:500,000円~900,000円(※治療期間によって異なります)  治療期間:平均1年~3年

裏側矯正

裏側矯正は、歯の裏側にワイヤーやブラケットなどの矯正装置をつけるため、表側からは装置が見えない、審美的に優れた治療法です。舌側矯正、リンガル矯正ともいいます。
装置を舌側につけますと、じゃべるときに装置が舌にあたります。
そのため、舌を歯の裏側にあてて発音する言葉が、若干不明瞭となることがあります。
装置を付けてからしばらくは、しゃべりにくさや舌が装置にあたるストレスを感じるかもしれません。

裏側矯正

金額: 700,000円~1,000,000円(※治療期間によって異なります)  治療期間:平均1年~3年

インプラント矯正

通常の矯正治療は歯と歯を引っ張り合うことで治療をおこないます。これは綱引きのようなものですからどうしても引っ張る側、引っ張られる側、双方の歯が移動してしまいます。
インプラント矯正は矯正用のミニインプラントを歯ぐきに置き、それを固定源として歯を引っ張ります。このため動かしたい歯だけを選択的に、確実に移動する事が可能になります。

また矯正治療による歯の移動で最も難しいのは、歯をあごの骨に押し込む、すなわち歯の高さを低くする移動です。これは圧下(あっか)移動と呼ばれ、特に奥歯の圧下はほぼ不可能と考えられていましたが、インプラントを固定源とすることで奥歯の圧下も可能となりました。

※一般的にインプラントといえば人工の歯を埋め込む治療ですが、矯正用インプラントは6~10cmの小さなスクリューです。部分麻酔後30秒程で歯ぐきに入れ、使用目的後はすぐに撤去し歯ぐきのあとは何日ですぐにふさがります。

※矯正用インプラントは基本の矯正装置に付加的に使用する装置です。通常の治療法よりも良好な結果が期待できる場合や、確実な固定源が必要な場合など、矯正用インプラントを使用するメリットのある患者さんに対してだけ使用するものです。

インプラント矯正をおススメする方
・健康な歯の抜歯は避けたい方
・抜けた歯を放置して、歯の長さが変わってしまった方

インプラントを固定源として歯を移動 インプラント矯正

金額:各種矯正+¥12,000〜
唇側矯正や舌側矯正それぞれに追加の金額となります。

マウスピース矯正

ブラケットとワイヤーからなる通常の矯正装置を使わず、透明のマウスピースで歯並びを矯正する方法です。オーダーメイドのマウスピース矯正装置を食事の時以外、徐々に歯並びを整えます。目立ちにくいので見た目が気になる方にはおすすめの方法ですが、適用できる症例が限られることがデメリットです。プラスティック製のため、金属アレルギーの方でも安心して矯正治療が可能です。

装着時間が足りないと歯の動きが悪くなるので、強い意思を持って治療に取り組む事が重要です。

マウスピース矯正

金額:800,000円~  治療期間:平均1年~3年